高齢者になった親の運転免許更新は危険で心配?2017年改正道路交通法の変更点とは?

 

 

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先日、ニュースで、

16歳の女子高生が、81歳の高齢者が運転している車にはねられ死亡という悲しいニュースを見ました。

 

被害者の両親が悲痛な思いで語った、

私たちの命が奪われたも同然…

 

 

という言葉が、

私にはとても深く印象に残っています。

 

私も同じ親として、想像を絶するつらい悲しみを背負ってしまった親御さんの気持ちを考えると、お子さんの「死」を決して無駄にしたくないという気持ちと、世の中からこのような悲惨な交通事故が決して起きないで欲しいと考えるのではと思います。

 

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photo by : Jordan Sarkisian

 

2025年問題ってご存知ですか?

3人に1人が65歳以上の高齢者

 

そんな時代がもうすぐ近くまでやってきています。

 

しかも、今、

75歳~79歳の期間に「認知症」を発症してしまう人は、

13.6%もいるんです!!

 

70~74歳までの期間では、

100人に4人!が認知症になってしまっている現実があるのです!!

 

「まだ70代!だから大丈夫!!」

とは言えない現実が今あるのです!

 

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photo by : Paolo Fefe’ Follow Serenità

 

最近、

毎日のように高齢者が起こしてしまう交通事故がニュースになっています!

 

決して他人ごとではありません!!

 

高齢になった親の運転免許更新・・・

 

  • もう運転は危険かも?
  • なんか心配だなぁ・・・

高齢の親を持つ私たち子供は、

このとても難しい問題に直面しているのではないでしょうか?

 

  • 自分のが交通事故を起こさないために!!

     

  • 自分の子供たちを悲惨な交通事故から守るために!!

 

 

私たち30代~40代、50代の世代が、

自分の大切な家族(親と子供)に、

 

「今!」出来ること!

 

って一体何でしょうか?

 

  • 高齢者が起こしてしまう悲惨な交通事故を防ぐにはどうしたらいいの?
  • 親に運転免許を自主返納してもらうにはどうしたらよいのか?

 

少し一緒に考えてみませんか?

 

2017年3月!新道路交通法では高齢者の免許更新はどうなるの?

 

まずは、

事故防止のメインとなる、道路交通法について知っておきましょう!

 

道路交通法の改正は2017年3月12日!

 

一体、どこが?

今までと違う道路交通法なのでしょうか?

 

解りやすく説明しますね!!

 

現在の道路交通法では、

75歳以上の高齢ドライバーが免許更新(3年に1度)する際には、必ず!「認知機能検査」を受けなければなりません。(これは新しい改正道路交通法でも変わりません!)

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認知機能検査の一例(下記にPDFあり)

 

この認知機能検査を受けると、下記の通りに分類されます。

 

  • 1分類(記憶力・判断力が低くなっている)
  • 第2分類(記憶力・判断力が少し低くなっている)
  • 第3分類(記憶力・判断力の心配がない

 

しかし、

現行の道路交通法では、

危険度が非常に高い第1分類と判断されても、

次の更新(3年間)までに違反をしなければそのまま運転ができてしまうのです・・・

 

 

交通違反をした場合のみ、医師の診断を義務付けられるのです。

 

結果的に、

75歳以上の免許更新後、3年間は異常を発見出来ない現行の道路交通法・・・

 

「怖いですよね・・・」

 

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photo by : Janna Heyerick

 

この75歳以上の高齢者を対象にした、

「認知機能検査」は平成29年、2017年3月の改正後の道路交通法でも、継続して受けなければいけない、

 

大切な検査なのです!!

 

 

では!!

新しい改正道路交通法は、どんな変化があるのでしょうか?

 

まずは、

警視庁のホームページにありました下記の図を見てください!

 

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出典:警視庁

 

改正道路交通法でも、認知機能検査が行われるのには変わりありません!

 

なので、

認知機能検査とは?どんな検査なのかを少し知っておきましょう!

 

 

認知機能検査とは?

具体的には、次の3つの検査項目を受けます。

 

  • 時間の見当識
    検査時における年月日、曜日及び時間を回答します。

  • 手がかり再生
    一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントをもとに回答します。

  • 時計描画

    時計の文字盤を描き、さらに、その文字盤に指定された時刻を表す針を描きます。

 検査終了後、採点が行われ、その点数に応じて、「記憶力・判断力が低くなっている方」、「記憶力・判断力が少し低くなっている方」、「記憶力・判断力に心配のない方」と判定が行われます。

 検査結果は、その場で書面で通知されます。

出典:警察庁

 

つまり、

第1~3分類(上記参照)までを分ける為に行われる、75歳以上の高齢者必須の検査なのです!!

 

※プリントアウトして「認知機能検査」親と一緒に行ってみてはどうでしょうか?

話し合うきっかけになるかも!?

↓     ↓     ↓

認知機能検査の問題はこちら!(PDFファイル)

 

 

◆現行の道路交通法との大きな違いはこの2つ!!

 

1、第1分類に判定されたら、
   違反の有無に関係なく医師の診断が必要!

※従来の道路交通法では、第一分類の判定者のみ、交通違反をしたら医師の診断が必要でした。

 

2、75歳以上の高齢者(全ての分類者)が下記の18項目の交通違反一度でもしてしまったら、「臨時認知機能検査」を受けなければならなくなります!

違反をした時点で、臨時認知機能検査の義務付けがされるようになります。

(違反後、警察から後日通知が来ます。)

 

(※スマホは横にすると全表示されます!)

道路交通法 医師の受診義務 高齢者講習
現行道路交通法 第一分類の判定者のみ(3年間に違反をしたら) 受講義務あり
2017年改正道路交通法 3年間の間に下記違反をした時点で、臨時認知機能検査を受ける義務が発生
(75歳以上全てが対象者)
受講義務あり

 

◆臨時認知機能検査とは?

75歳以上の運転免許を持っている高齢者が対象者で、認知機能が低下した場合に起きてしまいやすい下記の18の交通違反をした場合、臨時の認知機能検査を受ける義務が生じます。

 

「臨時認知機能検査」を義務付けられる18の交通違反

 

  1. 信号無視
  2. 通行禁止違反
  3. 通行区分違反
  4. 横断等禁止違反
  5. 進路変更禁止違反
  6. しゃ断踏切立入り等
  7. 交差点右左折方法違反
  8. 指定通行区分違反
  9. 環状交差点左折等方法違反
  10. 優先道路通行車妨害等
  11. 交差点優先車妨害
  12. 環状交差点通行車妨害等
  13. 横断歩道等における横断歩行者等妨害等
  14. 横断歩道のない交差点における横断歩行者等妨害等
  15. 徐行場所違反 
  16. 指定場所一時不停止等 
  17. 合図不履行 
  18. 安全運転義務違反 

これらの違反は、全て「認知機能が低下した場合に起きてしまいやすい違反」です。

 

 

これらの検査後、異常が見つかった時点で、すぐに運転免許証の取り消しではなく、

 

医師の診断を受ける義務が生じるのです!

 

 

ここで医師に「認知症」と診断されると、

免許証は停止もしくは取り消しとなります!!

 

認知機能検査や下記図にある「臨時高齢者講習」を受講しない場合は、運転免許は、取り消し・停止されるようになりました。

 

◆臨時認知機能検査の仕組み図解

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出典:警視庁

 

今回の2017年3月の改正道路交通法のポイントは?

 

「認知症かも?」を早く発見できる機会を増やす為の法律改正となっています!!

 

 

◆2017年3月以降の改正道路交通法 75歳以上の免許更新方法は?

 

75歳以上の免許更新の流れをわかりやすく図解にしていますので参考にしてください!!

参考PDFはこちら!!

 

60歳を過ぎた親に認知症予防を絶対意識してもらいたい!

生活習慣を少し意識して変えるだけでボケ防止!できるのは本当なのです!

 

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参考:親の認知症予防!ボケ防止の為に今出来る事は?脳の老化を防ぐ若返りのサプリメントとは?

 

「2017年改正道路交通法」だけでは悲劇の事故を防げないのでは?

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違反によって高齢者の異常を見つけやすくなった、

2017年の改正道路交通法!!

 

ですが!!

 

本当にこれだけで大丈夫でしょうか?

 

無免許運転違反が数十年間も見つからなかった!」というニュースを聞いたことがあります!

特に地方は警察官の人数も少ないし、検問も少ないですよね?

 

 

自分で事故を起こさない限り、

「違反や認知異常」はなかなか見つからないものだと思いませんか?

 

車は・・・

  • 生活に必要不可欠
  • 自分らしい老後
  • その他

いろんな諸事情があるかもしれませんが、

もし交通事故を「今」起こしてしまったら、どうなるでしょうか?

 

相手を死傷させてしまうかもしれない・・・

 

高齢による身体機能低下による影響はたくさんあります!

  • 判断力低下
  • 危険感知スピードの低下
  • 長年の運転キャリアによる自信過剰

運転の怖さと恐ろしさ・・・

 

 

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  • 俺はまだ全然大丈夫だよ!
  • 今まで大きな事故なんか起こしたことなんかないっ!!
  • 車がなかったら、何にもできなくなるっ!!

 

僕も、75歳でカラダも心も元気であれば必ずこう考えると思います!!

 

ですが!!

に代わりはないんです!!

 

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photo by : Jerome Chi

更なる道路交通法の改正が絶対に必要!

 

正直、

2017年の改正道路交通法では、

まだまだ悲しい事故を防ぐ事はできないと僕は思います!

 

国はもっと問題解決の為に具体的な対策をするべきです!!

 

75歳以上の高齢者は、3年に1度の更新ではなく、

最低でも1年に1回の免許更新が必要なのではないでしょうか?

 

 

認知症の介護現場でいつも思うのは、

 

人によっては、

認知症の進行が異常に早い人が多い!

 

という現実が実際に多くあります!

 

80歳以上になると、

一気に認知症の症状が進んでしまう人がたくさんいるのです!

 

実際に、

本当に元気で認知機能の衰えも一切なく、バリバリ運転できている高齢者も多いですが、

 

私は、

  • 悲惨な事故で命を失ってしまう罪のない被害者
  • 人生の最後で悲しい事故を起こしてしまう本人
  • 加害者の家族となってしまうあなた!

悲しい事故を防ぐ為にも、

 

80歳の誕生日を過ぎたら、

半年に1回の運転免許更新が必要!!!だと強く思います。

 

 

自動車は使い方によっては、

悲惨な凶器となります!!

 

命に変えられるものはありません!!!!

 

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photo by : Dmitriy Sarkisov

 

あなたはどう考えますか?

改正された道路交通法だけでは、足りないのではと思いませんか?

 

悲しい事故を起こさない為に、

私たち家族が今出来ることを、考えなければいけないのではないでしょうか?

 

 

自分の親に認知症にはなって欲しくない!!

そう思うなら、少しこの記事が参考になるかもしれません!

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参考:60代~70代の親に今教えたい!認知症予防・ボケ防止の10のアドバイスとは?

 

親の異常(認知機能低下)を発見してからでは遅い!のでは?

 

とは言っても、現実はどうでしょうか?

 

首都圏以外で公共交通機関や各サポートが充実していない地域であれば、

「車」がなければ生活が出来ない人がたくさんいますよね。

 

  • 生活必需品などの買い物
  • 病院へ受診する
  • 仕事

 

子どもとして、

車を使って自由に生きる親の環境を奪いたくない気持ちもあります・・・。

 

  • 趣味の為
  • 友人や知人に会う
  • 仕事

車を使っているから、

「まだまだ自分らしく生きていられる!」という高齢者の方も多いはずです。

 

どうしたらいいのでしょうか?

 

自分自身で、

  • もう運転は危険かも?
  • そろそろ限界かな・・・

と感じられなければ、自主返納は難しいと思います。

 

親の運転免許自主返納・・・

難しいですよね。

 

次は、

運転免許の自主返納を成功させた事例をまとめましたので、参考にしてみてください!!

 

続きはこちら!!

 

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