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認知症の方は、
「なぜ??」
多くの問題行動を起こしてしまうのか?
photo by : 85mm.ch
「どうして?!」
この様に、
あなたは認知症状の原因を考えたことはありますか?
認知症という病気は、
「脳細胞」の働きが低下してしまう恐ろしい病気です!
「脳の病気…」
2017年の今でもまだまだ、
病気ではなく「ボケた」と言われてしまう認知症。
認知症を「病気」だと正しく理解し、
その上で、
「各症状の原因」をあなたが理解することが出来れば、
- 声掛け
- 接し方(態度)
等の工夫によって、
症状が一気に改善されます!
在宅での介護や、
特養やグループホーム等の介護施設でも同じです。
認知症によって引き起こされる、
「多くの問題行動」も、
この「たった2つの魔法の声掛け」で、
症状が確実に!確実に!!
改善していきます!
Contents
認知症の症状や問題行動の『原因』を考えていますか?
認知症の症状はこれだけあります。
初期、中期、後期によって違いますが、基本的な対応は同じです。
↓ ↓ ↓
- ものわすれ
- 頻回な同じ質問
- 被害妄想(物盗られ妄想など)
- 暴言
- 暴力
- 介護拒否
- 徘徊
- 帰宅願望
- 幻視
- 幻想
- せん妄
- 異食
- 収集癖
- 精神的な頻尿
- 放尿
- 放便
- 弄便
などなど・・・
「認知症の症状」って一言でいいますが、
この様に、
本当にたくさんの認知症状があります!
そして、
その症状の一つ一つにその人その人の個性が必ずあるんです!
どれも認知症特有の症状ですが、
ある「魔法のことば」で声掛けをすると・・・
認知症の症状が一気に消える!?
そんな、
「とっておきの魔法の言葉」と、
認知症の人への上手な接し方について説明します!!
認知症は人格をも変えてしまうって本当?
認知症になると、
いつも怒っていたり・・・
ソワソワして落ち着かなくなったり・・・
「人格も性格も変わっちゃったの?」
そう考えてしまいますよね?
- 笑顔が少なくなる・・・
- 怒りっぽくなった・・・
- いつもそわそわして落ち着かない
- ボーっとしている・・・
では、
どうして表情が硬く険しくなるのでしょうか?
(※後程答えがありますが、少し考えてみてください!)
あなたが、
表情が硬く、険しくなる時ってどんな「心の状態」の時ですか?
認知症になると、
身近な家族を始め、近所や周囲の人からこんな声が聞こえます。
この様に、
認知症になると「人格や性格」までもが変わってしまうと思われがちですが、
実は、
全くそんなことはないんです!!
その人その人の、
個性に変化はありません!
- 「心」
- 「人格」
- 「性格」
- 「考え方」
- 「価値観」
- 「感じ方」
- 「感情」
- その他
認知症になっても、
全く変わらないのです!!
脳細胞を破壊する「認知症」という病気が、
「人間の脳」にいろんな面でダメージを徐々に与えていってしまっているのです!
- 自尊心
- 羞恥心
これらの、
「ひとりの人としての感情」は消えていないのです!!
認知症の人の「心の中」を考えてみる!
もし、例えばあなたが、
- 「どうせもう何にもできないでしょ!」
- 「みんなの前で裸になったってどうせ恥ずかしくないでしょ!」
「認知症なんだから、どうせ何にもわかんないんでしょ!」
この様に接せられたら?
「どんな気持ちになりますか?」
- 「悔しい!!」
- 「情けない・・・」
- 「もうだめだ・・・」
私たちの心の中にある、
認知症患者さんに対しての「どうせ解らないだろう・・・」という気持ちが、
言葉には出さなくても、
態度や表情で認知症の方に伝わってしまっているのです!
このような、私たちの言動や態度、行動が、
認知症の人の心にダメージを与えてしまっている事実を、まずは知らなくてはいけないのです!!
認知症の症状をさらに悪化させ、
更なる問題行動を起こしてしまうきっかけを作ってしまっているのは・・・
「どうせ・・・」という気持ちを抱きながら認知症の人に接している、
- 在宅介護をしている大事な家族
- 介護施設で働くプロの介護職員
私たちなのです!!
正直に言います・・・
毎日介護をしている私も、この心の奥にある「どうせ」という気持ちを抱いて接していた時期がありました。そんな中、いろんな研修や介護の良き先輩たちから学んだ事が、これから説明する、魔法の言葉なのです!!
認知症の人への適切で上手な接し方と考え方とは?
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毎日の家での在宅介護、介護施設での利用者さんへの介護の中、
- ご飯食べてないよ!
- 家に帰りたい!
- 頻回な「おしっこ!」等のトイレの訴え
- わたしの財布、カバンがない!!
「あ~また言ってる・・・」「あ~もうっ!」と思ってしまっても、
まずは、
一緒に!
その問題に取り組む姿勢と気持ちを持ってください!
- 「大丈夫?」
- 「心配ですよね・・・」
- 「そうなんですか・・・」
- 「一緒に捜しましょう!」
などなど、
「共感」をするクセを身に付けてみましょう!!
本当に認知症状が落ち着いてくれます!!
この「共感」は、認知症の人への対応だけではなく、普段の私たちの日常での人間関係を良くする「秘訣」でもあります!!認知症の人にだけでない毎日の「共感!!」意識していくと毎日が楽しくなっていきます!!
それでも同じ質問を繰り返されたり、
状況が変わらなくても、イライラする前に、まずこう考えてみてください!
「まっ!いいっか~」
photo by : Miss Wetzel’s Art Class
肩の力を抜いて「ま!いいっか~」って考えるのって、
実はとっても!とっても!大切!!なんです!!
↓ ↓ ↓
介護の手抜きではなく「自分のこころ」に少しでも余裕を持たせることは、「認知症の人のこころ」に対して、前述の「どうせ○○だし・・・」と思わず向き合える為の、心の余裕が生まれるのは確かなのだと私は思います!!
認知症の人に安心してもらえる「2つの魔法の言葉」とは?
ちょっと、想像してみて下さい!!
自分が下記の様に、出来ないことが増えていく毎日の中にいるとしたら・・・?
- あの人誰?
- ここはどこ?
- 今私何してるの?
- どうしてここにいるの?
- どこに連れて行くの?
- 私に何をするの?
photo by : Mario Pleitez
「もう!何にもわかんないっ!!」
「だれか!ちゃんと私に教えて!!」
もの凄く「不安」だと思いませんか?
この様に、認知症の人の心の中は、
とんでもないくらい、
大きな不安の渦の中にいるのです!
そんな大きな不安の中にいれば・・・
当然認知症でなくても、
「自分で何とかしなきゃ!」と思って行動を起こします。
ですが!
下記にある認知症の中核症状(病気)がその行動を邪魔させるのです!!
↓ ↓ ↓
認知症の中核症状とは?
- 記憶力の低下(短期記憶障害)
- 自分を取り巻く環境が理解できない(見当識障害)
- 人の言っていることが理解できなくなる(理解・判断力の障害)
- TVの付け方や道具が使えなくなる(実行機能障害)
この様な症状を、
認知症の中核症状(主な症状)と言います!
認知症は「脳の病気」なのです!
改めて、「病気」という認識をしっかり持つ必要が絶対にあります!!
そんな、「大きな不安を抱いている心」の中で、自尊心を傷つけられるような対応や態度や言葉をもし、あなたが言われたらどうでしょうか?
「・・・・・」
自尊心かなり傷つけられてしまい、
自分が壊れそうになってしまいます!
なので、
とんでもない大きな不安の中で起きている行動だとしっかり認識して、
まず共感する!!
そして、
この2つの魔法の言葉で声掛けしてあげてください!!
・『ありがとうございます!!』
・『大丈夫ですよ!!』
「なーんだ!」と思ったあなた!
この2つの言葉って、
ホントにすごい効果があるんですよ!!
この2つの言葉に込められたモノは、
「安心」
「共感」
そして!!
「あなたをとっても尊重してますよ!!」
という、とってもとっても!
大切な意味が含まれているのです!!
大きな「不安」の渦の中にいたら、
「この人は自分の味方だ!!敵ではない!!」
そう感じてもらえれば、
必ず自然と認知症の症状は減っていくはずです!!
この様に声掛けを工夫し、
更に「ま!いいっか~」という心の余裕を大切にしてください!!!!
騙されたと思って、
是非この2つの魔法の声掛けをしてみてください!!
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